ラジウムのガン抑制効果 　 長寿の癒し本舗

自然界の放射線

　人間に限らず、地球上の全ての物も地球内部から又宇宙から放射線を浴びています、そのほとんどが極低レベル放射線であり影響はありません、一般的にはバックグラウンド値と呼ばれる値です（世界では年間平均2.4ミリシーベルト・日本人で年間平均1.5ミリシーベルト）、値は地域によっても変わります。
　ブラジルのガラパリでは年間10ミリシーベルト、またイランのラムサール市では、100ミリシーベルトの放射線を受けています。
　人間に良い影響を与えるには、自然界の何百倍何千倍もの強さが必要です、この程度は低レベル放射線と言います（年間五〇〇ミリシーベルト以下）。
　一般の放射線においても短期間に受ける場合と、長期間に受ける場合とでは影響が変わってきます。
　一回の短時間照射では100ミリシーベルトでも影響が出ますが、長期間照射では累計で500ミリシーベルトでも影響が出ない。
　また、ラジウムをある期間受けていると短時間照射で100ミリシーベルトでも影響が出ないなど、まだまだ研究する余地があります（過去においてラジウムを使用した実験で、植物や動物に対し非常にいい結果が出たと学会で発表されて、多くの研究者が色々な実験を始めたのですが、だんだんエスカレートして、ウランやトリウムまたＸ線等を使用するようになってきたのです。最初は、低レベル放射線を使用していたのが、効果を高めるため、中レベル以上の放射線を照射するようになり、植物や動物に重大な影響が出て、放射線は危険なものとされてしまい、それ以後放射線の研究は行われなくなり今日に至っています）。
　放射線というと、どんなに微量であっても有害であるという誤解が恐怖感の原因になっています。

　「微量の放射線について、これまで断片的に報告されてきましたが、統一的にまとめてラジウムの有効性と社会不安を取り除けたら、と期待しています」
とは、低線量放射線技術センター上席研究員酒井和夫氏の言葉です。

　以下の研究実験結果は、低線量放射線研究センターの報告によるものです。

①ガンの抑制効果

　実験用マウスに発癌物質（メチルコラントレン）を注射し、ラジウムを35日間照射する場合と、照射しない場合との比較（各35匹ずつ）で、照射した場合明らかにガン抑制効果が見られたその効果には、適当な線料率があるようだ。

②糖尿病（Ⅰ型及びⅡ型）の抑制効果

　糖尿病には、インスリンを作る細胞が破壊され、インスリンの量が不足する小児糖尿病、インシュリン依存性の糖尿病といわれるⅠ型と、糖尿病の95％の成人に多い、食事や運動など生活習慣に関係するインシュリンに依存しないⅡ型がある。
　Ⅰ型糖尿用について、生後15週前後で自然に糖尿病を発病する特殊なマウスを、産まれてから12週間、13週間、14週間を経過したときにそれぞれラジウムを照射した場合、糖尿病の発病が有意に抑えられた。

　Ⅱ型糖尿用ついては、若齢時より、糖尿病を発症するＬ型糖尿病モデルマウスを用いて、約80週間ラジウムを照射すると、照射時に既に発病していた症状が改善されるかどうか調べた結果、照射を始めて20週を過ぎてから、12匹全体に改善が見られたが、その内3匹については、糖尿値が著しく改善し、その状態が長く続くことを確認した。

③老化の抑制

　ラジウムを照射したマウスと、照射しないマウスの毛のつや、皮膚の状態を観察した結果、照射したマウスの集団では若い状態を維持しているのに対して、照射しないマウスの集団では、一部脱毛や皮膚が硬くなる現象が見られた、照射することにより、マウスの老化を遅らせているのではないかと思われる。

④肝機能障害の軽減

　低タカラーゼマウスにラジウムを照射した場合、タカラーゼ活性が高められ、抗酸化機能が増強される、逆にグルタチオン量は減少した。

⑤生体防御・免疫機構活性化

　体を、病原微生物やガン等の侵襲から守る、ＣＤ４陽性Ｔ細胞数及びＣＤ８陽性Ｔ細胞数が有意義に増加した。
　ラジウムの照射は体に炎症や、細胞障害などの悪影響を与えることなく、免疫系の中心的働きをするＴ細胞Ｂ細胞両集団を活性化し、感染症やガン、自己免疫疾患等に対する防御状態を効率的に誘導することが証明された。

⑥ラジウムの長期照射で発ガン抑制効果

　一群35匹のマウスを三群に分け、二群のマウスに低線量放射線を35日照射を行った後、全群に右そけい部に発癌物質（メチルコラントレン）を注射し、ひき続き一群には照射を行って、216日間を経て、を非照射のマウスと比べてみた。
　非照射マウスは、全数にガンが発病した、
　35日照射したマウス群は、発ガン抑制作用ならびに遅延作用が確認された。さらに照射したマウスは、発ガン性が低下した。
　したがって、生体内で抗酸化物質の誘導、ＤＮＡ修復機能の増強、アポトーシスの活性化、免疫機能の増強、発ガン率の抑制が検証された。

⑦重症自己免疫疾患の寿命延長

　低線量放射線を、遺伝的に重症自己免疫疾患を発病するマウスに照射した場合、分子細胞レベルから組織、個体レベルまでの免疫学的、及び病理学的解析により明らかになった。
　照射により、顕著な寿命延長が認められた。
　病状を改善する最も重要な免疫細胞が増加し、自己免疫疾患に特徴的な、自身の臓器および組織を攻撃する異常なリンパ球が減少、脳および中枢神経系における炎症や、出血等の病理学的所見が著しく改善された。
　自己免疫疾患に特徴的な病態であるリンパ節腫張、および蛋白尿が顕著に抑制された。
　以上により、重症自己免疫疾患の短命なマウスの免疫系を正常化して、脳および中枢神経系を含む全身の臓器、組織の病態を顕著に改善し、寿命を著しく延長することが認められた。

『ラジウム岩盤浴健康法　甦った！治った！きれいになった！』ラジウム岩盤浴研究会編　エンタイトル出版より